どうも、こんにちは!しんちゃんです。

 前回の膝関節の解剖を踏まえて画像のお話をしようと思いましたが、まずは画像を撮影する意義について説明しようと思います。

画像撮影をするタイミング

 さて、整形外科医はどういうタイミングでレントゲンの撮影をお願いするのでしょうか。。。

① 見た目に変形などあり、画像上に変化がありそう?

② 押したら痛い所に何かありそうだから?

⓷ それとも、、、よくわからないからとりあえず撮影する? なんとなく撮影する?

 答えはどれでもありません。

 さて、整形外科医はどのようなプロセスで検査を行うのでしょう。見ていきましょう

整形外科医の診察方法

 整形外科医は患者さんのお話を伺って、ある程度、どのような病気が当てはまるか推測します。

 また、徒手検査や圧痛部位などで罹患している部位の検討をつけていきます。

 例えば、膝関節の場合は下記のように圧痛部位と考えられ得る疾患が対応しています。圧痛部位からある程度疾患を類推してその疾患を鑑別するために必要な検査を進めていきます。

 上記の図は日常の臨床でも参考にしています。

 こういった類推をしてから詳しい検査を行うことで、診断で大外しすることはないです。私の場合は、画像診断はあくまで診断の補助のために、最後の確認作業とする意味合いの方が強いです。

 診断に確証が得られず、画像検査でもはっきりした所見がない場合は、アプローチを変えていく必要があることもあります。例えば、膝関節の周辺が痛い時に膝関節の診察をしても特に何も所見がない場合は、脊椎系統の病気を疑っていくこともあります。

 以上となります。次回は単純X線画像について説明します。